低気圧に弱い、気圧の低い日は気分が悪くなるという人に向けた記事です。その体質は、もしかしたら食生活で改善できるかもしれません。
突然ですが、湿熱という言葉をご存知ですか?中医学(東洋医学)の用語なのですが、これは胃腸が弱い人や、胃腸を酷使するような食生活を続けている人に生じることがあります。代謝がうまく働かなくなった結果、毒素が体内に溜まってしまう状態になるんですね。
(参考: 痰湿タイプ|中医学でみる体質・タイプ|長崎市の漢方相談薬局|漢方の山中薬局 )
私が、漢方内科で判断されたのがこの湿熱でした。胃を痛めて病院に行った結果、この体質だとわかったのです。この体質は低気圧に弱いということもわかりました。今まで治らないと思っていた低気圧の重さが、この湿熱体質を治すことで緩和されるかもしれないということでした。
その後、この体質を改善する方法を調べていました。そうして、穀物を食べて身体の悪い水分を出すと、低気圧の辛さが緩和される可能性があることを発見しました。「本当だろうか」と思いつつ、いままで穀物をあまり摂っていなかったので、穀物中心の生活を始めました。
朝と昼はどちらかをフルグラで、晩はお米に玄米を混ぜたものを食べるようにしました。すると、一日目からフルグラも玄米も美味しく食べることが出来たのです。今思えば、それだけおいしく感じたのも栄養が足りていなかったからだと思います。
さらに、以前まで朝は食欲があまりなかったのですが、フルグラなら食べられるということを発見しました。この穀物生活を続けて3ヶ月、見事に功を奏し、今では少しの低気圧には負けないようになりました。と言っても余裕というほどではありませんが。
ちなみに、体質のしっかりとした診断も漢方内科でしてもらえるので、気になった方は是非近場の漢方内科に行ってみてください。穀物生活も、処方された漢方薬を飲みながら行いました。漢方薬を処方されると体質の改善が早くなるかもしれません。
低気圧がつらい人に少しでも参考になれば幸いです。
おわり