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【木綿】インドのシルクの話でもしよう

 

こんにちは、美しいものに目がない私です。

 

今日は、インドの木綿(シルク)について調べたので簡単にまとめてみます。

 

先日、東京国立博物館の東洋館で面白いものを発見しました。それが、『黄地金糸入りモスリン(ドゥパタ)』という木綿です。

 

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写真で見てもかなりの光沢ですが、実際に見てみたらさらに凄いです。

 

肌理のこまやかな職人技で、直接触ってみたいと思わせる逸品です。ゴージャスな金色も高級感があります。一目見ただけで最高品質のシルクだと確信できます。


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キャプションには

インドは上質な木綿の産地として知られていましたが、特にインド北東部に位置するダッカはモスリンと称される木綿地の産地として有名でした。モスリンの特徴は、極めて細い手紡ぎの木綿糸で織られ、まるで羽根のように軽くて薄いことです。

 と書いてありました。これを下で解説していきます。

 

キャプションから最低限わかるのは、

 

モスリン=木綿地

ダッカ=モスリンの産地

 

ということですね。詳しく見てみましょう。

 

モスリンとは?

 

モスリンとは、梳毛(そもう)織物の一つです。 薄手で柔らかな平織りの毛織物のことをモスリンと呼びます。日本では明治初期に輸入され「メリンス」「唐縮緬(とうちりめん)」と呼ばれていました。

 

梳毛織物とは、木綿を引いて揃えて紡績した織物です。平織りは、経糸と横糸を交互に組んだよくある織り方です。

 

モスリンや唐縮緬のイメージとしては、女性らしい絹織物です。実際、かつては女性や子供の着物や下着はこの生地で作られることが多かったです。

 

ちなみに、モスリンの語源はメソポタミアの「モスル」で織られた布地という意味から来ています。言わずとしれたイラク北部の古都です。

 

 ダッカとは?

 

ダッカは、現在のバングラディシュ首都です。手工業では刺繍、絹、宝石などの伝統があります。特にダッカは、ジャームダーニ(Jamdani)と呼ばれる綿織物の産地です。

 

ジャムダニ織りとは、透けるほど薄く織られているのが特徴的な織物です。

 

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https://www.itokri.com/collections/jamdani-weaving-dupattas-online/products/2017-267-4-6-special-phulia-jamdani-silk-cotton-dupatta

 

この写真はダッカ産の古来からあるジャムダニ織りではないですが、その透明感に影響を受けた現代のものです。

 

一番最初に見た東博の展示物では、製作年が19-20世紀となり、イギリス支配下時代の織物です。

 

インド、バングラディシュでは産業革命と機械化の流れで伝統的な織物の技術は失くなりつつありますが、なんとか持ちこたえてもらいたいですね。

 

ドゥパタ(Dupatta)とは?

 

 キャプションに書いてあった『黄地金糸入りモスリン(ドゥパタ)』のドゥパタですが、インドの大判ストールのことです。

 

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https://in.bookmyshow.com/discover/movies/bollywood/raazis-first-weekend-collections-show-hope-good-cinema

 

インドの伝統衣装ではよくヴェールとして使用されてきました。薄い生地の繊細さが、女性を美しく見せていたのですね~。

 

 

 

以上、インドのシルクの話でした!

 

おわり