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700字で蛇神ナーガとブッダ坐像の作品を解説してみた

 

こんにちは、私です。

 

今日もまた東京国立博物館の作品を紹介していきたいと思います。

 

今日は東洋館地下1Fの”ナーガ上のブッダ坐像”を紹介します。

 

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↑地下に降りると迎えてくれます

 

神々しく美しい作品です。

 

作品名はナーガ上のブッダ坐像(Buddha Seated on Naga)です。といっても、こういうものは製作者がこう名付けたわけではなく、管理する際につけられたものです。

 

制作年は12世紀で、おかれていた場所はカンボジアアンコール・トム東南部です。

 

これが日本に入ってきたのは1944年で、フランスとの美術品交換によってやってきました。

 

ブッダとナーガの話

 

「ナーガ」って、聞いたことありますか?それこそ、ゲームとかで名前が使われがちな蛇の神です。

 

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      ↑遊戯王とデュエルマスターズのナーガはこれ↑

 

ナーガとは、インドに昔からあった蛇の信仰から生まれた蛇神のことです。

 

ブッダが精神統一の修行しているときに、助けてくれたのもこのナーガでした。とぐろを巻いた体を台座にして、ブッダに降り注ぐ雨から守ってくれたようです。

 

この彫刻だと、あまり傘の役目は果たしそうにないですが、もともとはそのようなイメージで作られています。

 

光背(Halo)でもある?

 

このナーガ像、ブッダを前にすると後光のように見えます。

 

傘というより、光背に近いです。

 

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光背とは、仏像彫刻の後ろで後光を表す飾りようなものです。湧き出る生命力とオーラを表します。

 

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どうやら、 蛇を使って、光背(後光)も表しているようです。

 

製作者も、なかなかの腕前です。 

 

 

 

おわり