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【合気】藤平光一『「氣」の威力』、『成功の秘訣は「氣」にあり』

 

今日は、藤平光一氏の『「氣」の威力 (講談社+α文庫)』、『成功の秘訣は「氣」にあり』の二冊を読んだので気に入ったところをまとめます。

 

合気道十段の藤平光一氏から、どのようなことが学べるでしょうか。心と身をうまく使うヒントを読み取ってみます。

 

前々から読みたかった本で、やっと今読むタイミングが来てうれしいです。こういう本は、無理に読んでも読めないので、時期を待たないといけません。

 

心身統一の四大原則

 

さっそく、心身統一の四大原則について紹介します。以下の四つのどれか一つが出来れば、心身が統一できているという証拠です。

 

  1. 臍下の一点に心をしずめ、統一する
  2. 全身の力を完全に抜く
  3. 身体のすべての部分の重みを、その最下部に置く
  4. 氣を出す

 

真理はいつでも単純だと言われますが、これもだいぶ単純なように見えて奥が深いものばかりです。

 

とりあえず一つづつ見てみましょう。食らいつかないことには見えてきません。

 

臍下の一点とは?

 

藤平光一氏は、心を静めるにはどこにも力を入れてはいけないと言います。

 

でも、力を全く入れずに人は立ち歩きすることはできません。どこにも意識をやらなかったら、寝ている状態になります。

 

そこで、起きたままリラックスする方法として、臍下の一点という場所を提案しています。臍の下約十センチの所にあるその一点に意識をもっていけ、というのです。

 

実際に臍下の一点に意識をやってみると、なんとも落ち着きます。

 

全身の力を完全に抜く

 

しかし、臍下の一点に意識を移動させるためには、全身のコリが完全に取れていないといけません。

 

少しでもコリが残っていると、そちらに気を取られて臍下の一点で意識がとどまらないのです。

 

これが簡単ではありません。よくよく考えてみると、胃痛や血液の滞りなども臍下の一点でとどまる意識を邪魔していたりします。

 

全身のコリを一度完全に取る必要があるわけですね。

 

身体のすべての重みをその最下部に

 

また、身体のコリが不調を生む根本的な理由について、わたしが考えたことが一つあります。それは、コリが生じるのは下げるべき重心を無駄に上げてしまうから。

 

物理的な現象は、この地球上において重力には逆らえません。コリは、その重力に逆らおうとして生じる現象です。

 

藤平氏も、『成功の秘訣は「氣」にあり』の中で「重みは下」という言葉を教えてピアニストを大上達させた話をしていました。

 

 ↑そのピアニストがこのJoe Bushkinで、藤平氏に一ヶ月稽古をつけてもらったそうです。

 

臍下の一点に意識をやり、脱力をして、重心はとにかく下げることが大事です。

 

力を下げきるときには、必然的に氣が出ています。

 

氣を出す

 

結局、上記3つを抑えるというのは、氣を出すことにほかなりません。

 

ちなみにこの氣という感じは、気の〆の部分を嫌った藤平光一氏による漢字です。氣は四方八方に(米の図のように)出すもので、体内に〆ておかないようにするイメージです。

 

氣を出すというのは、どうすればいいのか?答えは単純。

 

氣を出すために、特別なことは何もしなくていい。「氣が出る」と考えた瞬間、あなたから氣が出ている。

 

リラックスしていてありのままの状態、心身が統一され、すべてを天地に任せきった状態になっていれば、氣はほとばしり出ているのである。

 

のようなので、深く考えることはないでしょう。

 

「氣」の威力

 

『「氣」の威力』の中にさりげなく書いてありますが、日本軍として中国に渡った体験談などは、想像を絶する凄みがあります。

 

間近にせまる死の恐怖の中で「生きるも死ぬも天地任せだ」と悟って氣が楽になった、というストーリーがありました。

 

この領域に立った人の説得力は、数字や権威を超えたものがあります。

 

「氣」の威力 (講談社+α文庫)

「氣」の威力 (講談社+α文庫)

  • 作者:藤平 光一
  • 出版社:講談社
  • 発売日: 1993-10-14

 

 

 

おわり